【ConoHa WING】WEXALの設定方法とサイトスピード改善 | 副業＆アフィリエイト＆投資の情報発信メディア「副業ウェガジン」

レンタルサーバーの「ConoHa WING（コノハウイング）」では、2022年4月21日(木)に新機能「WEXAL® Page Speed Technology®」の提供が開始されました。

当記事では、WEXALの設定方法と設定によるサイトスピードがどのように改善されたのかを解説いたします。

当記事で得られる情報や解決できる課題

WEXAL® Page Speed Technology®とは
ConoHa WINGでWEXALを設定する方法
WEXALサイトスピード改善の効果検証

ちゃんころ

「ConoHa WINGでWordPressブログを始めよう」と考えている方は下記の記事をご確認ください。

WEXALとは

正式名称は「WEXAL® Page Speed Technology®」で、「WEXAL（ウェクサル）」または「PST」と表現されることが多いです。

機能名称	WEXAL® Page Speed Technology®
提供会社	プライム・ストラテジー株式会社
導入効果	WordPressの高速化で、Webサイトのモバイル表示・PC表示のスピードが劇的に向上。 Google PageSpeed Insights のスコア向上が見込めるため、SEOに関係する「Core Web Vitals」の効果改善。
おすすめ度

「WEXAL」は、Webシステム（WordPress）のための「高速化エンジン」です。

GoogleがSEOの指標として2021年6月16日に導入した「Core Web Vitals（コアウェブバイタル）」や「PageSpeed Insights」のスコアを改善し、UX（ユーザー体験）の向上として体感スピードの向上を実現します。

WEXALの特徴

「さらなる高速化を、もっとかんたんに」Webシステム（WordPress）高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」

戦略AI「David」の最適化によるユーザービリティの向上

ブラウザの環境（PC／モバイル）に合わせてページ表示の高速化。
最適化によりファーストビューの表示が高速化し、離脱を防ぐ。

リソース圧縮による最適化で高速化と転送量の削減を実現

画像やJS、CSSといったリソースデータを圧縮し最適化。
画像は次世代フォーマットに変換して最も軽量な形式に。
リソースの最適化で表示の高速化だけではなく転送量を削減。

オリジナルデータの改変なし

オリジナルのデータやプログラム、データベースに保存されているデータなどの改変は行いません。
圧縮、最適化したデータは専用ディレクトリに格納。
ON/OFFのみでオリジナルの状態に変更可能。

ConoHa WINGとの親和性が高い

ConoHa WINGの高速環境と組み合わせて使用することで、さらなる高速化を実現。

ConoHa WINGの高速環境と組み合わせて使用することで、さらなる高速化を実現。

WEXAL導入のメリット

WEXALを導入するメリットについて解説いたします。

「Google PageSpeed Insights」のスコアを向上

WEXALを導入する事により、WordPressのレスポンス向上が見込めます。
Webサイトがより高速化することで、Google「PageSpeed Insights」の測定結果が劇的に向上します。

導入前の環境や設定により、改善影響の範囲は異なりますが、導入により圧倒的なスピードのWordPress環境を手に入れる事が可能となります。

「Core Web Vitals」の改善効果

「Core Web Vitals」の指標となる「Largest Contentful Paint （LCP）」「Cumulative Layout Shift （CLS）」「First Input Delay （FID）」「Total Blocking Time（TBT）」の数値改善が見込まれます。

当サイトで導入した際の改善効果を掲載します。

導入前（モバイル）

導入後（モバイル）

導入前（PC）

導入後（PC）

事前に「ONIMARU」で導入効果を確認

WEXALの導入効果は「ONIMARU」で事前に確認することができます。
自動的に圧縮や最適化済みサイトを作成し、オリジナルのサイトと最適化済みサイトの比較を行い、最適化レポートをブラウザで作成してくれます。

「ONIMARU」にアクセスします。

当サイトで診断した結果も掲載します。

ConoHa WINGでWEXALを設定する方法

＼国内最速！初期費用無料の高性能レンタルサーバー／

ConoHa WINGならWEXALが無料で使えます。

提供開始日	2022年4月21日(木)
提供対象サービス	ConoHa WING　全プラン
ご利用料金	無料
ご利用方法	コントロールパネル「サイト管理」の「高速化」メニューから、「WEXAL」のご利用スイッチをONに設定してください。

ConoHa WINGでWEXALを導入したい3つのポイント

POINT

国内初！共用サーバーで「WEXAL」の利用が可能

共用サーバーでWEXALが使えるのはConoHa WINGが国内初です。すでにご利用中のConoHa WINGサーバーでも導入可能です。

POINT

追加料金なしの「無料」で利用が可能

ConoHa WINGご契約中の方なら、追加料金が一切なしで「WEXAL」を利用可能です。レンタルサーバーを新規でお申込みの方はもちろん、すでに利用中の方も「無料」です。

POINT

導入はかんたん「ワンクリック操作」で利用が可能

本来なら自身で事前に高速化環境を構築する必要があった「WEXAL」ですが、ConoHa WINGならコントロールパネルからボタンをONにするだけの「ワンクリック操作」でかんたんに導入可能です。

ConoHa WINGでWEXALを設定する

設定はたったの1分で完了します。

ConoHa WINGログインページにアクセスします。

STEP

ConoHa WINGのログイン画面

「メールアドレス」を入力します。
「パスワード」を入力します。
「ログイン」ボタンをクリックします。

STEP

ConoHa WINGの管理画面

メニューの「サイト管理」ボタンをクリックします。

STEP

ConoHa WINGのサイト管理画面（高速化）

「高速化」ボタンをクリックします。
WEXALで「ON」ボタンをクリックします。

STEP

ConoHa WINGのサイト管理画面（高速化）

ONボタンクリック後に、基本設定のステータスを確認すると「最適化中」の表示が出ているのを確認してください。

STEP

ConoHa WINGのサイト管理画面（高速化）

数分で「最適化完了」となりますので、「PageSpeed Insights」でのスコア改善をチェックしましょう。

ConoHa WINGのWEXAL設定項目の説明

WEXALの各種設定に関して解説します。

基本設定

ステータス: コンテンツの最適化処理の状況を表示します。
前回最適化処理時間: 前回の最適化を実施した日時
最適化モード: ファーストビュー高速化の設定項目を変更します。
より詳細に設定したい場合はプロフェッショナルモードをお選びください。
自動最適化: コンテンツを追加・更新・削除をする際に、自動でコンテンツを最適化します。

Webコンテンツ最適化

画像最適化: 画像データに対して圧縮などの最適化を実施する設定です。
画像圧縮レベル: 画像最適化時の圧縮を1~100の数値で入力できます。
1に近いほど画像のサイズが小さく表示が粗くなり、100に近づくほど画像のサイズが大きく元の表示に近くなります。
CSS最適化: CSSファイルデータに対してMinify（ミニファイ）などの最適化を実施する設定です。
JavaScript最適化: JSファイルデータに対してMinify（ミニファイ）などの最適化を実施する設定です。
手動最適化: ドメイン以下のディレクトリやファイルパスを指定することで対象のコンテンツを最適化します。
最適化除外: ドメイン以下のディレクトリやファイルパスを指定することでコンテンツの最適化対象から外します。
最適化コンテンツ削除 （指定日以前を全削除）: 指定日以前のデータを全削除します。
指定したパスを削除: ドメイン以下のディレクトリやファイルパスを指定することで最適化したコンテンツをWEXALから削除します。
元のファイルは削除されません。

ファーストビュー最適化

対象設定: 戦略AI Davidがブラウザの環境に合わせてページごとに最適化戦略を生成しファーストページビューの高速化が期待できます。
サイトによっては表示崩れが起こる可能性があるため、初期設定ではLazyLoad(画像）がOFFになっています。
LazyLoad(画像): 画像に関してLazyLoad設定を行います。
LazyLoad(CSS・JavaScript): CSS・JavaScriptに関してLazyLoad設定を行います。