【アドセンス】Googleに税務情報を提出する方法(初心者必見)

ちゃんころ

Googleアドセンスを利用してYouTubeで収益を得ている方は、税務情報の提出が必要となります。

Googleアドセンスに合格した方で「YouTubeを利用して収益化」を目指している場合は、税務情報をGoogleに提出する必要があります。
なぜ、Googleに？と思われる方も多いと思いますので、理由も含めて提出方法をわかりやすく解説します。

• 税務情報の提出を求められたけど、どうすれば良いの？
• なんでGoogleに税務情報を提出しないといけないの？
• Youtubeで収益を得ていないけど提出した方が良いの？

上記のような悩みや疑問を抱いている方は、当記事を読めば誰でも10分で税務情報を提出する方法がわかります。
Googleアドセンスに合格したら、税務情報の提出も一緒に設定することをオススメします。

税務情報の提出とは

税務情報の提出とは、YouTubeで収益化を行っている世界中すべてのYoutuberがGoogleに税務情報を提出することです。
何故そんなことをしないといけないのか？ってことなんですが、Googleからの回答が下記です。

Googleは、米国の視聴者から生じた収益に対して米国の源泉徴収税を控除します。米国の税務情報をまだ提出していない場合は、Googleが正しい源泉徴収率を決定できるよう、AdSenseで米国の税務情報を提出してください。税務情報をご提出いただけない場合、Googleは最大の税率で源泉徴収を行う可能性がございます。

出典：Google公式 YouTubeヘルプ｜Googleへの米国の税務情報の提出

下記のようにも回答しています。

居住地を問わず、YouTubeで収益化を行っている世界中のすべてのクリエイターに、税務情報をご提出いただく必要があります。できるだけ早急にお送りください。2021年5月31日までに税務情報を提出いただけなかった場合、クリエイターの全世界における収益合計の最大24%が、Googleにより控除される場合があります。

出典：Google公式 YouTubeヘルプ｜Googleへの米国の税務情報の提出

簡単に言うと、税務情報を提出しないと収益の24％が米国の税金で徴収されてしまうと言うことです。
そんなことになってしまっては、せっかく頑張って稼いだお金が減ってしまいます。

税務情報の提出自体は難しいものではありませんので、アドセンスの審査に合格したら、できる限り早めに対応するようにしましょう。

特にYouTubeで収益化を目指している方、もしくは収益化できている方は必ず対応するようにしましょう。

アドセンス広告をYouTube以外で収益化している場合

アドセンス広告に合格したら、税務情報を提出するようにしましょう。と何度も記載していますが、YouTubeで収益化していない場合も対応する必要があるのかどうかについて解説します。

結論、現状ではYouTube以外で収益を得ている場合の提出は必須ではありません。

アドセンスによる収益で、YouTube以外と言われて有名なのがブログやWebサイトになります。
Googleからは今のところYouTube以外のメディアでの収益で、税務情報の提出を求めていません。

国内向けのブログやWebサイトで、海外のユーザーが閲覧することは極めて少ないと言うことなのかもしれませんが、正確な理由はよくわかりません。
ただ、将来的に必要ないかどうかもわからないので、税務情報の提出自体は行っておいても問題ないかと思います。

昨今では、ブロガーと言えどYouTubeを活用した集客や収益を行っている方も多いです。
先に設定しておいても損はありません。

Googleに税務情報を提出する方法

「Googleに税務情報を提出する方法」について解説します。
当記事の手順通りに進めれば税務情報の提出は5分で完了できます。

• 当記事は個人の方に向けた設定解説です。

Googleに税務情報を提出する

Googleアドセンスのホーム画面から解説します。

STEP

アドセンスのホーム画面（メニュー）

1. メニューを開いて「お支払い」をクリックします。
2. 「お支払い情報」をクリックします。

STEP

アドセンスのお支払い情報画面

1. 「設定を管理する」ボタンをクリックします。

STEP

アドセンスのお支払いプロファイル画面（名前と住所）

1. 名前と住所の「編集アイコン」をクリックします。

STEP

アドセンスのお支払いプロファイル画面（名前と住所｜氏名編集）

1. 名前と住所の氏名に「アルファベットで名前」を入力します。

名前の入れ方参考例：Taro Yamada

STEP

アドセンスのお支払いプロファイル画面（アメリカ合衆国の税務情報）

1. アメリカ合衆国の税務情報で「税務情報の管理」をクリックします。

STEP

アドセンスの税務情報の管理画面

1. 税務情報の管理画面で「税務情報の追加」ボタンをクリックします。

STEP

アドセンスの税務情報の管理画面（始める前に）

1. 「税務フォームの記入を開始」ボタンをクリックします。

STEP

アドセンスの本人確認画面

1. 本人確認のために「パスワード」を入力します。
2. 「次へ」ボタンをクリックします。

STEP

アドセンスの米国の税務情報画面

1. 口座の種類は「個人」を選択します。
2. 米国民、米国に居住は「いいえ」を選択します。
3. W-8の納税申告用紙タイプは「W-8BEN」を選択します。
4. 「W-8BENフォームの記入を開始する」ボタンをクリックします。

• 当記事は個人の方に向けた設定解説です。

STEP

アドセンスのW-8BEN納税フォーム画面（①納税者番号）

1. 個人名は「アルファベットで名前」を入力します。
2. DBAまたは事業体は「入力不要」です。
3. 市民権のある国は「日本」を選択します。
4. 納税者番号（外国のTIN）は「マイナンバー」を入力します。
5. 米国のITINまたはSSNは「入力不要」です。
6. 「次へ」ボタンをクリックします。

STEP

アドセンスのW-8BEN納税フォーム画面（②住所）

1. お住まいの国は「日本」を選択します。
2. 「郵便番号」を入力します。
3. 「都道府県」を選択します。
4. 「市区郡」をアルファベット(英語表記)で入力します。
5. 「住所」をアルファベット(英語表記)で入力します。
6. 送付先住所は定住所と同じであるに「チェック」を入れます。
7. 「次へ」ボタンをクリックします。

住所の英語表記に関しては、下記のサイトで簡単に変換できます。

• 君に届け
• JuDress

STEP

アドセンスのW-8BEN納税フォーム画面（③租税条約）

1. 軽減税率の請求は「はい」を選択します。
2. 租税条約の適用のある国に「チェック」を入れます。
3. 国は「日本」を選択します。
4. 特別な料率や条件でサービスに「チェック」を入れます。
5. 条項と段落は「第7条第1項」を選択します。
6. 源泉徴収率は「0％（軽減税率）」を選択します。
7. 納税者番号セクションに記された国に「チェック」を入れます。
8. 「次へ」ボタンをクリックします。

• AdSense以外にも該当箇所があれば、チェックを入れて選択してください。

STEP

アドセンスのW-8BEN納税フォーム画面（④書類のプレビュー）

1. 作成された税務書類の誓約に「チェック」を入れます。
2. 「次へ」ボタンをクリックします。

STEP

アドセンスのW-8BEN納税フォーム画面（⑤納税証明）

1. 署名した人物は「はい」を選択します。
2. 戸籍上の姓名は「アルファベットで名前」を入力します。
3. 「次へ」ボタンをクリックします。

STEP

アドセンスのW-8BEN納税フォーム画面（⑥米国内で行っている活動とサービス、および宣誓供述書）

1. 米国内でGoogleを対象に活動やサービスは「いいえ」を選択します。
2. 提供サービスが米国外に配置に「チェック」を入れます。
3. 「お支払いを受け取ったことがない新規」を選択します。
4. 「次へ」ボタンをクリックします。

お支払いを受け取ったことがある既存の方は下記を参照ください。

1. 米国内でGoogleを対象に活動やサービスは「いいえ」を選択します。
2. 提供サービスが米国外に配置に「チェック」を入れます。
3. 「お支払いを受け取ったことがある既存」を選択します。
4. 偽証した場合偽証罪で罰せられるに「チェック」を入れます。
5. 「次へ」ボタンをクリックします。

STEP

アドセンスのW-8BEN納税フォーム画面（⑦税金に関するレポート）

1. 米国の税務書類の配布は「ペーパーレスを選択する（推奨）」を選択します。
2. ペーパーレス同意に「チェック」を入れます。
3. 「送信」ボタンをクリックします。

送信ボタンをクリック後に「アメリカ合衆国の税務情報が承認されました。」と上部に表示されます。

STEP

アドセンスの税務情報が承認画面（メール）

送信完了後に「税務情報が承認されました」と言うメールが届いたら、すべての設定が完了です。
お疲れ様でした。

「Googleに税務情報を提出する」の解説は以上です。

Googleに税務情報を提出の次にやること

Googleに税務情報の提出が完了したら、次にやることとしては以下の内容になります。

未対応のものがあれば忘れず対応しましょう。

ちゃんころ

Googleアドセンスに合格すると、広告配信の設定以外にも対応が必要な内容が複数あります。
必要な内容をまとめましたので、下記の記事も合わせて確認ください。

「Googleアドセンス合格後にやること」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。

あわせて読みたい

【アドセンス】合格後にやること7選と収益化の方法を解説(初心者必見) Googleアドセンス合格後にやるべきことを紹介します。広告の設置方法や収益化までを丁寧に解説していきます。 Googleアドセンスに合格したら、収益化に向けて広告設定を…

「Googleアドセンスで月5万円稼ぐ方法」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。

あわせて読みたい

【ブログ収益化】Googleアドセンスで月5万円稼ぐ方法(PV数の目安） Googleアドセンスで「月5万円稼ぐためのノウハウ」と平均報酬額から算出する「PV数の目安」について解説します。 Googleアドセンスに合格したのに収益が伸びない方に向…

「アフィリエイトブログの始め方と収益化」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。

あわせて読みたい

【初心者必見】アフィリエイトブログの始め方と収益化を徹底解説 当記事では「アフィリエイトブログ」を始めたいと考えている初心者ブロガーの方に向けて、始め方から収益化までを、わかりやすく解説します。 当記事で得られる情報や解…

まとめ

当記事では「Googleに税務情報を提出する方法」について解説しました。

• 税務情報の提出を求められたけど、どうすれば良いの？
• なんでGoogleに税務情報を提出しないといけないの？
• Youtubeで収益を得てないけど提出した方が良いの？

上記のような悩みや疑問について解説しましたが、解決できましたか？

アドセンスの審査に合格したら「Googleに税務情報の提出」を、することをオススメします。
YouTubeで収益化していない方は必須で対応する必要はありませんが、特に懸念点がなければ税務情報を提出しましょう。

【アドセンス】Googleに税務情報を提出する方法(初心者必見)は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。