Googleアドセンスの審査に合格すると「Googleのsellers.jsonファイルに販売者情報を公開することをおすすめします。」と表示されるので、公開する方法を紹介します。
Googleアドセンスは合格してからがスタートです。
合格後にやることの一つとして「sellers.jsonファイルに販売者情報を公開」があります。
- 「sellers.jsonファイルに販売者情報を公開することをおすすめします」と表示されてるけど何をしたらいいの?
- 販売者情報は公開しないといけないの?
- sellers.jsonファイルって何?
上記のような悩みや疑問を抱いている方は、当記事を読めば誰でも10分でsellers.jsonファイルに販売者情報を公開する方法がわかります。
Googleアドセンスに合格したら、sellers.jsonファイルは可能な限り公開するようにしましょう。
sellers.jsonファイルとは
sellers.jsonファイルとは、広告システムの透明性を高め、不正行為を防止するための仕組みで、販売者情報の一般公開ファイルのことです。
Google AdSenseの公式サイトでは、下記のように記載があります。
sellers.jsonは、IAB が定める標準規格です。購入者の方はこの規格により、購入するデジタル広告枠の直接販売者または仲介販売者を確認できます。確認できる情報には、パブリッシャーの身元(名前、ドメイン名、販売者 ID)も含まれます。
出典:Google 認定バイヤーヘルプ|sellers.json による販売者の識別
販売者情報の提供に際しては、下記のようにも記載があります。
Google では、サイト運営者の皆様に個人名または会社名を公開し、情報を透明化することをおすすめしています。そうすることにより、広告主が広告在庫を確認しやすくなります。情報を透明化しない場合、広告主はお客様の名前を確認できないため、収益に影響する可能性があります。
出典:Google AdSenseの公式ヘルプ|sellers.jsonで販売者情報を提供する
Googleが言うには「sellers.jsonファイルを公開」することで、Googleアドセンスを取り扱う個人または企業の身元情報を公開し、透明性を高めることで不正行為を防ぐことが可能となる。
すなわち、広告主も安心して広告出稿ができるようになるということです。
広告主からの信頼を高めることができれば、収益にもプラスの影響を与えることができるので、sellers.jsonファイルを公開することを推奨しています。というのが、Googleの答えですね。
sellers.jsonファイルで公開される内容とは?
身元情報(販売者情報)の公開って言われると、どこまでの情報の公開が必要なのか気になりますよね。
sellers.jsonファイルで公開される具体的な情報は下記となります。
sellers.jsonファイルの公開項目
項目 | 説明 |
---|---|
販売者ID | 16桁のサイト運営者コード(例: pub-1234567890123456) |
販売者タイプ | 販売者、仲介者、両方のいずれかのタイプ情報 |
名前 | 販売者の個人名または企業名 |
ドメイン | 販売者のドメイン(サイトURL) |
今のところ公開情報と言っても気になるのは「名前」ぐらいです。
将来的には住所などの公開が必要になる可能性はありますが、名前だけだと個人を特定する情報にはならないです。
sellers.jsonファイルの公開は、Googleからの推奨ということになっているので必ず公開しないといけないものではありません。
- 初期設定は非公開(機密)になっています。
ads.txtファイルとの違い
Googleアドセンスに合格した方ならお分かりかと思いますが「sellers.jsonファイル」と似たような内容で「ads.txtファイル」の公開(サイトへの設置)が必要になります。
ads.txtファイルとsellers.jsonファイルって何が違うの?と、思われる方もいるかと思いますので、簡単に解説します。
似ているようですが、意味合いの違いはわかりますか?
「sellers.jsonファイル」と「ads.txtファイル」は、広告の信頼性を高めるために必要な情報を公開していると思ってください。
公開 | 信頼性 |
---|---|
両方公開 | 信頼性が高い |
どちらか片方のみ | 信頼性が少し高い |
どちらも公開していない | 信頼性が低い |
「ads.txtファイルの問題を修正する方法」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。
sellers.jsonファイルに販売者情報を公開する方法
「sellers.jsonファイルに販売者情報を公開する方法」について解説します。
当記事の手順通りに進めれば販売者情報の公開は1分で完了できます。
sellers.jsonファイルに販売者情報を公開する
Googleアドセンスのホーム画面から解説します。
- メニューを開いて「アカウント」をクリックします。
- 「アカウント情報」をクリックします。
- 販売者情報の公開設定で「非機密」を選択します。
- ビジネスのドメインで「ビジネス用のサイトドメイン名」を入力します。
- ドメイン名に「www」や「https://」などは含めません。
例)example.com
「sellers.jsonファイルに販売者情報を公開する」の解説は以上です。
sellers.jsonファイルに販売者情報公開の次にやること
sellers.jsonファイルに販売者情報公開が完了したら、次にやることとしては以下の内容になります。
未対応のものがあれば忘れず対応しましょう。
Googleアドセンスに合格すると、広告配信の設定以外にも対応が必要な内容が複数あります。
必要な内容をまとめましたので、下記の記事も合わせて確認ください。
「Googleアドセンス合格後にやること」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。
「Googleアドセンスで月5万円稼ぐ方法」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。
「アフィリエイトブログの始め方と収益化」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。
まとめ
当記事では「アドセンス合格後にsellers.jsonファイルに販売者情報を公開する方法」について解説しました。
- sellers.jsonファイルに販売者情報を公開することをおすすめしますと表示されてるけど何をしたらいいの?
- 販売者情報は公開しないといけないの?
- sellers.jsonファイルって何?
上記のような悩みや疑問について解説しましたが、解決できましたか?
アドセンスの審査に合格してウキウキ気分で管理画面にアクセスしたら「Googleのsellers.jsonファイルに販売者情報を公開することをおすすめします。」って表示されててビックリしますよね。
当記事では、sellers.jsonファイルや販売者情報の公開についての解決策を解説しています。
必須で対応する内容ではありませんが、特に懸念点がなければ公開することをオススメします。
【アドセンス】sellers.jsonファイルに販売者情報を公開する方法(初心者必見)は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。