
初心者の方に向けて「仮想通貨(暗号資産)・ビットコイン」の始め方を分かりやすく解説します。
仮想通貨(暗号資産)、ビットコインってよく聞くけど「何から始めたら良いのかわからない」という方はたくさんいます。
仮想通貨に対して良い印象を持っていない方も多いと思いますし、難しそうって思っている方もいます。
私も最初は皆さんと同じ印象や負の感情を持っていました。
- 仮想通貨って怪しくない?
- 本当に儲かるの?
- ハッキングにあったらどうするの?
確かにいろいろと心配になることも多いですが、大事なのは「仮想通貨」のことをもっと知ることです。
仮想通貨のことを知った上で、どうするか考えてみてはいかがでしょうか。
当記事を読めば、誰でも10分で仮想通貨(ビットコイン)の始めた方やメリット・デメリットがわかります。
【初心者向け】仮想通貨(ビットコイン)の始めた方


仮想通貨(ビットコイン)が初めて始める方に向けて、口座解説から売却までをわかりやすく5ステップで解説します。



たったの5ステップで始められるの?と思ったかも知れませんが、難しい手続きではないのも仮想通貨の特徴なんです。
それでは早速ステップごとに解説していきます。
STEP1|口座開設の事前準備


仮想通貨(暗号資産)の口座開設の前に、事前に準備するものがあります。
口座開設の事前準備
- メールアドレス
- 銀行口座
- 本人確認書類
現住所の記載があり、顔写真付きの本人確認書類を用意
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
仮想通貨取引所によって、利用可能な本人確認書類が異なるため、口座開設前に確認しておきましょう。
できる限り手続き前に、口座開設する仮想通貨取引所の選定は済ませておきましょう。
仮想通貨取引所用にメールアドレスを用意したい方は、下記の記事をご確認ください。
STEP2|取引所で口座開設


事前に決めておいた仮想通貨取引所で口座開設を行います。
口座開設の手続きは5分で完了します。
口座開設4つの手順
- 仮想通貨取引所で新規登録(アカウント作成)を行います。
- 届いたメールのURLから本登録で二段階認証を行います。
- 個人情報の入力と本人確認を行います。
- 審査完了後に口座登録を行います。
開設する取引所に悩んだら、仮想通貨取扱銘柄数の多い取引所を選んでおきましょう。
ビットコインの取引が目的なら、ほとんどの国内取引所で取り扱っています。
仮想通貨取引所で新規登録(アカウント作成)を行います。
新規登録にはメールアドレスが必要です。
パソコンもしくはスマホアプリのどちらでも口座開設が可能となっている取引所が多いです。
届いたメールのURLから本登録で二段階認証を行います。
新規登録で登録したメールアドレスに、本登録のURLが届きますので、そちらをクリックして本登録を行います。
その際に、二段階認証が必要となるので、設定して認証しましょう。
個人情報の入力と本人確認を行います。
二段階認証が完了したら、個人情報の入力と本人確認を行います。
本人確認は、スマホで撮影した免許証などをアップロードするか、コピーを郵送するかのどちらかになります。
郵送よりも撮影データのアップロードの方が、審査がはやく終わります。
審査完了後に口座登録を行います。
審査の早さは取引所によって変わりますが、当日もしくは翌営業日には審査完了メールが届きます。
審査が通ったら、銀行口座を登録しましょう。
STEP3|取引口座に銀行口座から日本円を入金


銀行口座の登録が完了したら、仮想通貨口座取引所に日本円を入金します。
銀行振込以外にも入金方法はありますが、銀行振込が手数料も無料になるためオススメです。
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
取引所によって、振込手数料や提携している銀行が異なるので、事前に調べておきましょう。
手数料が無料になる提携銀行の口座開設なども同時に進めましょう。
STEP4|仮想通貨(ビットコイン)を購入


仮想通貨取引所の口座に日本円の入金が完了したら、仮想通貨(ビットコイン)を購入します。
仮想通貨の購入・取引には「販売所」「取引所」の2箇所あります。
販売所と取引所の違いとは
仮想通貨取引所との間で購入・売却を行います。
販売所のメリットとしては、販売所価格での取引がほぼ確定しているため、取引の不成立がありません。
販売所のデメリットとしては、手数料(スプレッドなど)が取られるため購入の場合は通常よりも高く、売却の場合は通常よりも安い取引になります。
仮想通貨を保持している一般の方と購入・売却を行います。
取引所のメリットとしては、仮想通貨取引所が間に入らないので、手数料がかからず利益がでやすいです。
取引所のデメリットとしては、相場の動きを見ながら価格設定する必要があるので、初心者には少し難しいです。
初心者の方には取引所での取引は少し難しいかも知れませんが、慣れるまでは少額で初めてみると良いでしょう。
2〜3回の取引で慣れることができます。
私は販売所で最初の取引を行った経験がありますが、手数料分の利益がもったいなく感じてしまいました。
なので、初心者の方でも最初から取引所を利用することをオススメします。
STEP5|仮想通貨(ビットコイン)を売却


仮想通貨(ビットコイン)を購入して、価格上昇により利益がでたら売却します。
購入時の価格と売却時の価格の差額が利益となり、儲けとなります。
売却方法は購入時と同じで、取引所を利用しましょう。
販売所を利用すると売却時にも手数料がかかるので、取引所で一般の方との個人間取引による売却がおすすめです。
売却後、仮想通貨取引所から日本円で出金する場合に、出金手数料のかかる取引所もあります。
仮想通貨(ビットコイン)で得た利益は「雑所得」となります。
給与所得以外で年間20万円を超える利益が出た場合は、確定申告(青色申告)が必要となります。
昨今は、長期保有による「つみたて投資」が主流となっているため、短期売買は初心者に向いていません。
仮想通貨も株やFX同様で、誰にも予測ができません。
将来の需要の高まりに期待して、今から少額投資をすることがリスク分散になります。
【初心者向け】おすすめ仮想通貨取引所


初心者の方におすすめの仮想通貨取引所を3つ紹介します。
仮想通貨取引所ごとに特徴があります。
取引手数料、取扱通貨数、各種手数料など、それぞれを比較しましたのでご確認ください。
おすすめ仮想通貨取引所を比較
取引所 | コインチェック | ビットフライヤー | GMOコイン |
---|---|---|---|
ロゴ | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
取扱通貨数 | 18通貨 | 15通貨 | 21通貨 |
最低取引金額 (BTC) | 500円 | 販売所:0.00000001 BTC 取引所:0.001 BTC | 販売所:0.00001 BTC 取引所:0.0001 BTC |
取引手数料 (BTC) | 販売所:無料 0.1〜5.0% (カバー先又は当社取引所の価格に対して) | 販売所:無料 ※別途スプレッドあり 取引所:0.01~0.15% | 販売所:無料 取引所:Maker -0.01%, Taker 0.05% |
入金手数料 | 0円〜1018円 | 0円〜330円 | 無料 |
出金手数料 | 407円 | 220円〜770円 | 無料 |
レバレッジ取引 | – | 2倍 | 2倍 |
口座開設 | 口座開設 | 口座開設 | 口座開設 |
コインチェック(Coincheck)


- 国内で仮想通貨(暗号資産)取引のアプリダウンロード数No.1※
- 取引所の取引手数料が無料
- 国内最大級の取扱通貨18種類
- 500円からビットコインの取引可能
- 仮想通貨(暗号資産)のつみたて投資が可能
- 2020年1月 – 12月(データ協力:App Annie)
- 2020年12月金融庁暗号資産交換業者登録対象、自社調べ
コインチェックは、マネックスグループ株式会社(東証プライム上場8698)のグループ企業なので、セキュリティ面での信頼性も高く、ハッキングに合う可能性も低くなります。
\ 最短5分で申込み完了 /



コインチェック(Coincheck)で口座開設を行う方法を知りたい方は、下記の記事をご確認ください。


ビットフライヤー(bitFlyer)


- ビットコイン取引量が6年連続No.1※
- 販売所の売買手数料、ビットコインの取引手数料が無料
- 住信SBIネット銀行から入金手数料が無料
- ビットコインが1円から売買可能
- かんたん積立で仮想通貨の積立設定が可能
- Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2016年〜2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
bitFlyerは、株式会社bitFlyerが運営しています。
次世代セキュリティで7年以上ハッキング0を実現しているので安心してご利用できます。
\ 最短10分で申込み完了 /
GMOコイン


- 即時入金手数料、仮想通貨送付手数料、出金手数料がすべて無料
- 21種類の取扱通貨数で国内No.1※
- ビットコイン取引高No.1※
- オリコン顧客満足度No.1※
- 暗号資産ウォレットアプリで取引が簡単
- 国内暗号資産交換業者における 2021年4月の月間取引高
- 2022年 オリコン顧客満足度® 調査 暗号資産取引所 現物取引 第1位
- JVCEA 「取扱暗号資産及び暗号資産概要説明書」をもとに算出
GMOコインは、GMOインターネット(東証プライム上場)グループです。
システムへの侵入対策、コールドウォレット管理、マルチシング対応などセキュリティも万全です。
\ 最短10分で申込み完了 /
仮想通貨(暗号資産)とは


仮想通貨(暗号資産)とは、インターネットで取引される通貨のことで「デジタル通貨」とも呼ばれています。
有名な仮想通貨に「ビットコイン」「イーサリアム」「リップル」などがあり、交換所や取引所を通して取引されています。
交換所や取引所を利用するためには、仮想通貨取引所への登録が必要です。
よく電子マネーと混同されがちですが、仮想通貨は全くの別物です。
電子マネーで利用されるお金は、国内では日本円をチャージすることで利用できるようにしているため、お金の価値は一定で変わらないです。
管理自体も電子マネーを発行している企業になります。
仮想通貨も国内で購入する場合のほとんどは、日本円で購入することになると思いますが、お金の価値は一定ではありません。
需要と供給により価値が変動するため、利益が出たり、損したりすることがあります。
管理自体の責任を持っている企業や組織は存在せず、ブロックチェーンという技術により管理されています。
昨今ではNFTの取引にも利用されることが多くなったので、さらに注目が高まってきています。
仮想通貨(暗号資産)の取引メリット


仮想通貨の取引には、いくつかのメリットがあります。
- ネット環境があれば「24時間365日取引」が可能
- 海外への送金や決済が簡単
- 手数料が無料もしくは安い
- 個人間での直接取引となるので手続きが簡単
- 投資としての価値があり、少額から取引可能
意外と仮想通貨のことを投資目的で考えている方がいますが、本来の使用目的は送金や決済を安く簡単に行えるようにすることです。
しかし、仮想通貨自体に資産価値があり、需要と供給による取引で価格が変動します。
一定の価格では無いため、保持しているだけで大きく利益を出したり、損をしたりすることがあります。
ネット環境があれば「24時間365日取引」が可能
銀行が閉まる時間や土日祝などを気にせずに、ネット環境さえあれば「24時間365日取引」が可能となります。
海外への送金や決済が簡単
将来的に世界で仮想通貨が正式な通貨として認められるようになれば、世界の国々で仮想通貨が利用できるサービスが増えることになります。
そのような時代が来れば、財布やクレジットカードを持ち歩かなくても、スマートフォンとネット環境さえあれば、サービスや商品購入といったすべての決済が仮想通貨で可能となります。
手数料が無料もしくは安い
銀行や仲介に入る企業がないので、仮想通貨の本来の目的でもある手数料が無料もしくは安く取引を行うことが可能となります。
個人間での直接取引となるので手続きが簡単
銀行などと違って、個人間で直接取引を行います。
煩わしい手続きもないので、決済までの手続きが簡単かつスピーディーです。
投資としての価値があり、少額から取引可能
仮想通貨は投資にも向いています。
暗号資産と言われていることもあって、ビットコインは資産価値も高いです。
特に少額投資によるリスク分散として利用する投資家が多いです。
仮想通貨(暗号資産)の取引デメリット


仮想通貨の取引には、いくつかのデメリットもあります。
- ネット環境に接続できないと取引できない
- デジタル通貨なのでハッキングなどのリスクがある
- 価格変動が激しい(安定していない)
- 利益に対して税率が高い場合がある
- 国に認められた通貨ではない
ネット環境に接続できないと取引できない
メリットでもあったネット環境があれば「いつでも、どこでも」取引できる。はネット環境がなければ取引できないデメリットにもつながります。
デジタル通貨なのでハッキングなどのリスクがある
仮想通貨は、通称デジタル通貨と言われていますが、仮想通貨取引所へのハッキングなどにより、通貨が盗まれるリスクがあります。
取引所もセキュリティ対策はおこなっていますが、絶対に防げるという補償はありません。
価格変動が激しい(安定していない)
仮想通貨は価格変動が激しいので、初心者の方が投資目的で取引を行う場合、少額投資をおすすめします。
もしくは、つみたて投資でリスク分散をおこなって、長期保有による「ドル・コスト平均法」という投資スタイルで始めてみてください。
利益に対して税率が高い場合がある
仮想通貨で利益が確定した場合、雑所得となり税金がかかります。
株やFXなどの投資商品と違って、利益額によっては税率が高くなります。
国に認められた通貨ではない
仮想通貨は「法定通貨」ではないため、国に認められた通貨ではありません。
国が認めている通貨ではないので、取引などは自己責任となります。
仮想通貨の稼ぎ方


ですが、仮想通貨の王道的な投資スタイルがあるので、絶対に稼げるとは言えませんが、稼げる可能性はあります。
仮想通貨で稼ぐ基本的な考え方は株と同じで「安く買って、高く売る」
「安く買って、高く売る」って簡単にいうけど、それがいちばん難しかったりします。
特に仮想通貨は価格変動が激しいので、安いと思っていても、さらに安くなることもあります。
安くなっても売らなければ含み損になっているだけなので、高くなるまで粘り強く待っていれば値上がりする可能性も十分あります。
大事なのは「生活費をギャンブル感覚で仮想通貨に投資してはいけない」ということです。
余剰資金での投資にしておけば、安くなって焦って売る(狼狽売り)こともないはずです。
仮想通貨の特徴でもある少額での売買で、慣れることから始めてください。
つみたて投資で長期保有(王道の投資スタイル)
仮想通貨に限ったことではないですが、昨今の投資スタイルの王道は「ドル・コスト平均法」といったつみたて投資×長期保有です。
ドル・コスト平均法とは?
出典:三井住友銀行|ドル・コスト平均法とは?
ドル・コスト平均法とは、価格が変動する商品に対して「常に一定金額を、定期的」に購入する方法です。投資金額を一定にすることで、価格が低いときには購入量(口数)が多く、価格が高いときには購入量(口数)が少なくなり、平均購入単価を抑えることが期待できます。
今までは、つみたて投資ができる仮想通貨取引所がなかったのですが、昨今ではつみたて投資ができる仮想通貨取引所が増えてきています。
- コインチェック(Coincheck)
- ビットフライヤー(bitFlyer)
- GMOコイン
仮想通貨って今から始めても遅くないのか
仮想通貨は以下の理由で「これからさらに資産価値が高まる可能性がある」と言われています。
- 世界の投資家や大手企業が投資している
- 米国の証券取引所でビットコインETFの売買が始まった
- インフレでお金の価値が下がる一方でリスク分散による仮想通貨の価値が高まっている
- NFTやメタバースなどに仮想通貨が利用されている
- ビットコイン以外の新しい仮想通貨(アルトコイン)がでてきて市場拡大している
仮想通貨はまだまだ伸びしろがある市場であることは間違いないです。
特にNFTなどの利用拡大は仮想通貨に追い風となるので、将来に期待したいですね。
まとめ
当記事では「仮想通貨・ビットコインの始め方やメリット・デメリット」について解説しました。
仮想通貨(暗号資産)を始めるなら早い方が良いです。
これから当分はインフレの影響で物価が上がっていきます。
今から貯金による円投資からのリスク分散で、仮想通貨の少額投資で長期保有を目的に資産形成してみてはいかがでしょうか。
【初心者向け】仮想通貨・ビットコインの始め方やメリット・デメリットを解説は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。